インプラント

インプラント治療とは

インプラント骨と直接結合
インプラント(人工歯根)とは、人工の歯根を埋め込んでその上に人工の歯を被せる方法です。
虫歯や歯周病、もしくは事故などで失ってしまった部分に施す治療法で、入れ歯(義歯)やブリッジとは違いしっかりと固定するインプラント治療は、自分の歯を取りもどしたような安定感と噛み心地を取りもどす事が出来ます。
また、見た目が自分の歯と変わらないくらい綺麗に仕上がり、周りの歯を削ることなく行えます。しっかりと歯根を固定するので、入れ歯(義歯)のように骨が痩せていくことを防ぐ事もでき、画期的な治療法です。

インプラント治療のメリット

  • 事故などで歯を失った場合、義歯やブリッジにしなくて済みます。
  • 食べ物の制限、不快感などの不満が解消されます。
  • 義歯がしっかり固定されます。
  • 人前でも気にすることなく食事が楽しめます。
  • 天然歯との区別が難しいほど自然な仕上がりです。
  • 笑顔に自信がつきます。

インプラントQ&A

寿命はどれくらいですか?
1965年に初めて埋め込まれたインプラントが現在も義歯を支える働きを果たしていることから、長期間にわたって良好に機能することが期待できます。 ただし、衛生状態が良くないと反対に寿命が短くなることも考えられます。
治療期間はどれくらいですか?
通常4~8ヶ月です。インプラントが骨と癒着するのに約3ヶ月かかります。
期間は長いのですが通院回数は数回です。
アフターケアは面倒ですか?
定期健診だけです。しかし、定期検診が非常に重要です。特別なアフターケアは必要ありません。
手術の際、入院は必要ですか?
必要ありません。手術自体も1時間程度で終了します。
治療は誰でも受けられる?
残念ながら次の方は治療を受けることができません。
  • あごの成長が終わっていない、概ね16歳以下の方
  • 歯磨きなどの日常の手入れが出来ない方
  • アルコール依存症の方
  • 医師との協調が得られない、精神的に問題のある方
  • タバコを吸われる方(喫煙者)
  • 全身疾患で歯を処置することが困難な方

インプラントと他の治療との比較

インプラント

人工歯冠インプラント
長所 短所
天然歯のように顎の骨に固定するので違和感無しで噛むことができます。
噛む力は天然歯の80%回復することができるので、固いものを気兼ねなく噛むことができます。
隣の歯を削る必要はありません。
見た目は天然歯そのものです。
歯を失った部分の骨や歯茎がやせません。
インプラントを埋め込むには簡単な手術が必要になります。(手術は個人差がありますが30分~120分程になります。)
全身の疾患がある場合には治療できない場合があります。
インプラントを維持する為には十分な口腔衛生の管理と定期的な検診を必要とします。
保険に適応しないため治療費が高額になります。

ブリッジ

ブリッジ
長所 短所
固定式である為、装着しても違和感がほとんどありません。
人工の歯の材料を選択することにより、天然の歯と遜色のない審美的な修復が可能です。
ブリッチを支え、固定する為に健康な場合でも両隣の歯を削る必要があります。
支えになる歯に大きな負担がかかり、将来的にその歯を失う原因にもなりかねません。
ブリッチと歯肉との間に食べ物のカスがつまり、口の中が不衛生になりやすいです。
空気が漏れて発音が困難になることもあります。
歯の無い部分の骨がやせてきます。

入れ歯

入れ歯
長所 短所
ブリッジでは適応できないような大きな欠損にも有効です。
ブリッジのように健全な歯を削らずに補えます。
比較的短期間の内に機能回復できます。
バネによる隣の歯への負担が大きいです。
取り外して手入れをする必要があります。
自然な外観をそこねることが避けられません。
食べ物が挟まり、口の中が不衛生になりがちです。
装着による違和感を感じやすいです。
歯の無い部分の骨がやせてきます。

これまでの治療との比較

歯を一本失った場合

今までの治療

歯を一本失った場合今までの治療
今までの治療法ではブリッジが主に行われていました。しかしブリッジでは、隣の歯を削る必要があるため、健康な歯に大きな負担がかかっていました。またしばらくすると削った健康な歯もダメにしてしまい、連鎖的に多くの歯を失うことになります。

インプラント治療

歯を一本失った場合インプラント治療
インプラント治療の場合では健康な歯を削ることなく新しい歯を補填することができます。

歯が数本抜けた場合

今までの治療

歯が数本抜けた場合今までの治療
今までの治療法では入れ歯を固定するための針金が見た目だけでなく機能的にも不快です。
また、針金部分に食べかすがたまり、衛生的にも好ましくない状況でした。

インプラント治療

歯が数本抜けた場合インプラント治療
インプラント治療ならば針金付きの入れ歯ではなく、歯の無い部分に適切な数のインプラントを入れ固定式の人工歯を取り付けます。

歯が全部抜けた場合

今までの治療

歯が全部抜けた場合今までの治療
入れ歯がズレたり、食べ物が内側に入って痛かったりすることがあります。

インプラント治療

歯が全部抜けた場合インプラント治療
インプラント治療では2本のインプラントを入れて入れ歯の固定源となる維持装置を取り付けます。