子どもの歯ぎしりは病気のサイン?睡眠時無呼吸との関係
こんにちは。神奈川県茅ヶ崎市にある宮歯科医院です。
「子どもが寝ているときに歯ぎしりをしている」「朝起きると口を開けて眠っていることが多い」などの様子に気づいたことはありませんか?
実は、子どもの歯ぎしりは単なる癖ではなく、睡眠時無呼吸症候群と関わりがあるケースもあります。
今回は、子どもの歯ぎしりと無呼吸の関係について解説します。
子どもの歯ぎしりとは?
歯ぎしり(ブラキシズム)は、寝ている間に上下の歯を強くこすり合わせる癖のことをいいます。成長期の子どもでは、歯の生え変わりや顎の発達に伴って一時的に起こることもありますが、過剰に続く場合は注意が必要です。
特に、夜間の歯ぎしりは体が「無呼吸状態」から回復しようとする反応 の一つとして現れることがあり、睡眠時無呼吸症候群のサインと考えられています。
睡眠時無呼吸症候群とは?
睡眠時無呼吸症候群(SAS)は、睡眠中に呼吸が何度も止まってしまう病気です。
子どもの場合、扁桃腺やアデノイド肥大、顎の小ささ、口呼吸の習慣などが原因で気道がふさがれ、呼吸が止まることがあります。無呼吸状態が繰り返されると、体が酸素不足になり、何度も浅い眠りに戻ってしまいます。
その結果、
- 朝すっきり起きられない
- 日中ぼんやりして集中力が続かない
- 成長ホルモンの分泌が妨げられる
といった影響が出ることがあります。
こんな症状があれば要注意
お子様に下記のような様子が見られる場合は、睡眠時無呼吸症候群の可能性があります。
- 就寝中に歯ぎしりをしている
- 大きないびきをかく
- 寝相が悪く、何度も寝返りを打つ
- 朝起きたときに頭痛や口の渇きがある
- 日中に眠そうにしている、集中力が続かない
特に「歯ぎしり+いびき」がある場合は、要注意です。
睡眠の質が下がるだけでなく、歯や顎の成長、学習面や情緒面にも影響が及ぶ可能性があります。
歯科医院でできるサポート
睡眠時無呼吸症候群は、実は歯科医院でもサポートが可能です。特に軽度〜中等度の場合、歯科で作製するマウスピース「ナイトガード」などを使うことで気道を広げ、呼吸を助ける治療が効果的なケースがあります。また、歯ぎしりによる歯の摩耗や顎の負担を軽減する目的でマウスピースを作ることもあります。
定期的な調整を行うことで、成長に合わせたケアが可能です。
まとめ
子どもの歯ぎしりは成長過程の一部であることもありますが、睡眠時無呼吸症候群のサイン である場合もあります。
気になる症状があるときは早めに当院にご相談ください。